2024.01月の料理
そぼろあんかけ大根ステーキ
寒くなると食べる機会が増えるダイコン。皮まで使い、余すところなく味わいます。細かく刻んだ皮に、だししょう
ゆが染み込み、うまみたっぷり。ボリュームあるさっぱり味のそぼろあんに仕上げます。ダイコンをこんがりとステーキ風に焼き上げるのがポイントです。
|
材料（２～３人分） |
|
| ダイコン | ６００ｇ (１／２本) |
| 合いびき肉または牛ひき肉 | １００ｇ |
| ニンニク | １／４片 |
| 焼きあごだし うすいろ | 大さじ１.５ |
| 水 | 大さじ４ |
| 片栗粉 | 小さじ１／２ |
| ダイコンの葉またはネギ | 適量 |
レシピ（２～３人分）
[1] ダイコンは２ｃｍの厚さに切ります。皮をむき、格子状に切り込みを入れます。皮はみじん切りにします。
[2] 耐熱皿にダイコンを入れ、ラップをふんわりかけて６００Ｗの電子レンジで６分加熱します。
[3] フライパンにすりおろしたニンニク、ひき肉、刻んだダイコンの皮を入れ、弱火で炒める。ひき肉の色が変わったら周りに寄せ、中央に[2]を入れます。弱めの中火にして焼き色を付けます。
[4] だししょうゆ、水、片栗粉を混ぜたものを入れ、とろみがつくまで加熱します。器に盛り、ゆでて刻んだダイコンの葉またはネギをのせます。
技ありポイント
●ダイコンの切り込みは片面に縦、横３本程度でＯＫ。焼き色を付けることでステーキ風に仕上がります。
●ダイコンは鍋での調理も可能。１５分程度蒸すとさらに甘みが出ます。
教えてくれた人
加藤良依 さん
長崎市在住。「野菜と乾物研究所」主宰。野菜ソムリエ、かんぶつマエストロなどの資格を所持。食育講座や料理教室を行っています。野菜や果物を主としたヘルシーで簡単な家庭料理を紹介します。ブログは「野菜と乾物研究所」で検索を。
おいしい旬野菜
ダイコン
冬野菜の代表格・ダイコン。葉の近くはサラダに、真ん中あたりは煮物に、下の方は大根おろしに適しています。一度冷凍させてから煮ると味染みが良くなるそう。皮は千切りし、ザルに置いて室内で半日乾燥させると、みそ汁などに利用できます。
＜ 使用調味料紹介 ＞
焼きあごだしうすいろ
本醸造丸大豆うすくち醤油をベースに、長崎産の“焼きあご”からとっただしを使い、上品な色あいとすっきりとしてコクのあるだし醤油に仕上げました。
