工場見学

味噌工場

あじさいかん
香味彩館
総合食品工場の役割も担う

香味彩館

平成11年(1999)9月から稼働中の「香味彩館」は、HACCP対応設備をはじめ、新しい殺菌システム・独自の搬送システムなど、業界でも屈指の設備を誇る味噌工場です。醤油や味噌をベースとした各種調味料の加工工場も併設していることから、総合食品工場としての役割も担っており、設計当初から“見せる工場”をコンセプトに、専用の見学通路が設置されています。

原料投入及び選別機

■ 原料投入及び選別機
大豆・はだか麦・大麦・米などの原料は500kg~600kgのフレコンパックで受け入れて、みその品種ごとに投入します。また、原料選別機では大きさ・比重・色などで原料を選別し、異物(石など)を取り除きます(この室内は見学が出来ないようになっております)

回転ドラム侵漬タンク

■ 回転ドラム侵漬タンク
麦・米の原料を水に浸漬し、タンクを回転させて均一に水分を含ませます。タンクは4tが2機あり、水はり・水切りは自動で行われます。

横型連続蒸米機

■ 横型連続蒸米機
麦・米をステンレス製ネットコンベアーの下から水蒸気を吹き上げて原料を蒸します。コンベアーの移動速度で蒸し時間を設定します。また、蒸米機の中はいくつかの部屋に分かれており、蒸し始め・蒸し終わりなど部屋ごとに最適な蒸気の強さを与えています。これら操作はコンピューターで制御されています。

大豆ミンチ

■ 大豆ミンチ
大豆蒸煮缶(圧力容器)で煮炊きした大豆をミンチにします。

補正式三点計量機

■ 補正式三点計量機
コンベアーの先にあるホッパーで計量を行います。煮豆・麹・塩の量は品種によって配合量が異なるため、コンピューター制御にて計量されます。またその計量方法は、煮豆がかたまりで落ちてくるので、先に煮豆を量り、煮豆の量で麹・塩の量を計算して計量します。

発酵熟成庫

■ 発酵熟成庫
ステンレス製タンクに味噌を2t入れて、コンピューター管理された立体自動倉庫で熟成させます。

充填包装室

■ 充填包装室
クリーンルームになっており、カップや袋に詰めるためのガゼット袋詰機・カップ詰機・ピロー袋詰機等それぞれの包装容器別に機械があります。ガゼット袋詰機やカップ詰機は1時間に1000個詰めることが出来ます。 (このクリーンルームは見学が出来ないようになっております)

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