2023.05月の料理
アスパラの棒餃子
フレッシュなアスパラガスの食感を生かした餃子を作ります。肉ダネの中にも細かく切ったものを入れ、甘みを存分に味わいましょう。皮をもっちり仕上げるため、焼き目を付けた後は蒸し焼きに。餃子の皮を折り畳む手軽な工程もあるので子どもと一緒に作ってみてください。
材料(2~3人分) |
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アスパラガス | 7本 |
餃子の皮(大判) | 14枚 |
豚ひき肉 | 130~150g |
ノンオイルゆずドレッシング | 大さじ1 |
塩 | 少量 |
ごま油 | 小さじ1 |
水 | 50cc |
レシピ(2~3人分)
[1] アスパラガスは根本1/3程度の皮をピーラーなどでむき、根本の自然と折れる部分で折る。穂先の部分は二等分に切り、折り取った部分は薄切りにする(包丁が通らない部分は取り除く)。
[2] 食品用ポリ袋に、豚ひき肉、ドレッシング、塩、薄切りにしたアスパラガスを入れて混ぜる。片方の角をはさみで切る。
[3] 餃子の皮の上部に水(分量外)を付け、[2]を棒状に絞り出す。アスパラガスを一本のせ、手前から折り畳み軽く押さえる。全部で14本作る。
[4] フライパンにごま油の半量を引き、[3]を並べて中火で2分程度焼く。水を入れてふたをし、4~5分焼いて水気が少なくなったらふたを開け、残りのごま油を入れる。焼き目がついたら出来上がり。
[6] 器にキャベツと魚を盛り、[5]をかける。好みでパセリや薄切りレモンを添える。
技ありポイント
●餃子を折り畳む時、平らにすると焼き目が付いて香ばしくなります。
●ごま油をかけて焼き上げ、カリッと仕上げましょう。
●食べるとき、ゆずドレッシングを追いがげしても◎。
●アスパラガスの皮には疲労回復成分が含まれています。炊き込みご飯やスープなどのだしとして利用するのがお薦めです。
教えてくれた人
加藤良依 さん
長崎市在住。「野菜と乾物研究所」主宰。野菜ソムリエ、かんぶつマエストロなどの資格を所持。食育講座や料理教室を行っています。野菜や果物を主としたヘルシーで簡単な家庭料理を紹介します。ブログは「野菜と乾物研究所」で検索を。
おいしい旬野菜
アスパラガス
春と夏に旬を迎える野菜。春に収穫できるアスパラガスは太くて甘みがあり、フレッシュさを感じられます。寝かせると穂先が曲がってくるので、冷蔵庫で保存する場合は必ず立てること。バターしょうゆで軽く焼き目を付け、混ぜご飯にするのもお薦めです。