2020.5月の料理

ごろごろ新じゃがの豆乳クラムチャウダー

皮ごと食べられる新ジャガでクラムチャウダーを作ります。豆乳を使うことであっさりとした和風のスープになります。豆乳を入れる前に、鍋の中でくつくつと蒸し煮する時間が美味しくなる秘密！アサリのだしがジャガイモとタマネギに染み込み、野菜のうま味もぐっと深まります。

材料（３〜４人分）
新じゃがいも	中２〜３個（約２００g）
タマネギ	１個
アサリ	２００g
塩	ひとつまみ
水	３００cc
飛魚つゆ	大さじ２
豆乳	１５０cc
パセリ	適量

下準備

● ジャガイモは皮ごと、タマネギは皮をむいて、大きめの一口大に切っておきます。

● アサリは砂抜きしておきます。

レシピ

[1] ジャガイモとタマネギを厚手の鍋に入れ、塩と水大さじ３（分量外）を入れ、フタをして中火にかけます。

[2] 蒸気が出たらアサリを入れ、フタをして弱火で７分間ほど蒸し煮にします。

[3] 水を加えてから中火で煮立たせ、アサリの口が開いて、ジャガイモが柔らかくなるまで煮ます。２〜３分経ったらフォークなどでジャガイモを数個つぶします。

[4] 火を弱め、飛魚つゆと豆乳を入れて沸騰させないように温めます。

[5] 器に盛り付け、パセリを振ります。

技ありポイント

●ジャガイモをつぶすことで、とろみのあるスープになります。
●豆乳の代わりに牛乳を入れると濃厚に。
●豆乳を入れた後は沸騰させないよう、火加減に注意しましょう。

教えてくれた人

加藤良依さん

長崎市在住。「野菜と乾物研究所」主宰。野菜ソムリエ、かんぶつマエストロなどの資格を所持。食育講座や料理教室を行っています。野菜や果物を主としたヘルシーで簡単な家庭料理を紹介します。ブログは「野菜と乾物研究所」で検索を。

おいしい旬野菜

新ジャガイモ

皮が薄くてみずみずしく、皮ごと・丸ごと使いやすいのが特長です。火が入りやすく、加熱すればしっとりとした口当たりに。スープや煮物のほか、細切りにしてサラダにしたり、皮ごとスライサーで切って素揚げにしたりと、さまざまな料理に適しています。
陽に当たると緑っぽくなり苦味が出てしまうので、冷暗所で保存しましょう。旬は６月上旬頃まで。