
2024.12月の料理
ぶりのなべ照焼き
成長と共に名前が変わる出世魚であり、立身出世を願う縁起物として正月に食べられているブリ。長崎では雑煮にも入っている身近な魚です。そのブリでタレを絡めるだけの手軽な照り焼きを作ります。刺し身しょうゆを使えば、砂糖もみりんも必要なし。冷めてもおいしく、冷蔵庫で1週間程度保存ができます。

材料(4人分) |
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ブリの切り身 | 4切れ |
塩 | 少々 |
サラダ油 | 大さじ2 |
【タレ】 | |
超特選甘露さしみ | 大さじ2 |
酒 | 大さじ1 |
レシピ
[下準備] 【タレ】を混ぜ合わせておきます。
[1] ブリの切り身の両面に軽く塩を振ります。
[2] フライパンを熱してサラダ油を入れ、表側になる面を下にして、中火で焼き色が付くまで火を通します。
[3] ブリを裏返し、同様に焼きます。
[4] 両面が焼けたら、余分な油をペーパーなどで拭き取ります。
[5] 【タレ】を加え、煮汁を絡めながら照りが出るまで加熱します。
[6] 器に盛り付けたら、出来上がりです。
技ありポイント
●切り身は、幅が広い方が左にくるように。表側になる面から焼きます。
●フライパンを十分に温めてからサラダ油を入れ、魚を焼きましょう。フライパンに付きにくくなります。
●身が崩れるのでブリを返すのは1度だけ!表面に煮汁をかけて味を染み込ませます。

教えてくれた人
脇山順子 さん
長崎市在住。料理研究家。長年、地元・長崎の食文化を多くの人に伝えています。長崎の豊富な水産物をPRする「魚のまち長崎応援女子会」メンバーの1人。