2024.4月の料理
連子鯛とフルーツトマトの アクアパッツァ
アサリなどの貝類を加えなくても、うまみを凝縮したドレッシングだけで味が決まるアクアパッツァのレシピです。尾頭付きの連子鯛を使ってだしの利いたスープに仕上げます。タイやイサキといった白身魚の切り身で作ると手軽で、食べやすくなります。ぜひ、パンと一緒にスープを最後まで楽しんで。
材料(2人分) |
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連子鯛 | 1尾 |
フルーツトマト(中玉) | 3個 |
ニンニク | 1片 |
オリーブオイル | 小さじ1 |
塩 | 少量 |
こしょう | 少量 |
水 | 80cc |
長崎素材ドレッシング すり粒たまねぎ | 大さじ2 |
パセリ | 少量 |
ブラックペッパー | 少量 |
スナップエンドウ | 適宜 |
レシピ(2人分)
[1] 連子鯛は水気を拭き取り、左頭にして置き、表になる面に切れ目を入れて軽く塩とこしょうを振ります。トマトは4分の1に、ニンニクは半分に切ります。
[2] フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れて、弱火で加熱します。香りが立ってきたら切れ目を入れた面から連子鯛を入れ、弱めの中火で両面焼きます。
[3] 水とドレッシングを入れてふたをし、沸騰したら火を弱めて3分煮ます。
[4] トマトを入れ、時々煮汁をかけながら3分程度煮ます。
[5] 器に盛り、パセリ、ブラックペッパーをかけ、ゆでたスナップエンドウを添えます。
技ありポイント
●ニンニクは切った後に包丁の腹でつぶすと香りが際立ちます。
●フルーツトマト以外のトマトを使う場合は加熱時間を少し延ばしましょう。
●連子鯛を焼く時、フライパン全体に油を引いて焼き付けると皮目が香ばしく仕上がります。
●煮汁をかけながら煮ることで魚の中まで味が染み込みます。
教えてくれた人
加藤良依 さん
長崎市在住。「野菜と乾物研究所」主宰。野菜ソムリエ、かんぶつマエストロなどの資格を所持。食育講座や料理教室を行っています。野菜や果物を主としたヘルシーで簡単な家庭料理を紹介します。ブログは「野菜と乾物研究所」で検索を。
おいしい旬野菜
フルーツトマト
一般的なものより糖度が高いトマトのこと。果物並みの甘さがあり、糖度は10度前後。与える水を極力少なくして育てているため、実がぎゅっと詰まっているのが特徴。5月ごろまで味わえる春の野菜です。県内でもさまざまな地域で育てられています。