2021.11月の料理
ポン酢で簡単!ぶりとキャベツの幽庵焼き
魚の切り身をしょうゆ、酒、みりんで合わせ、かんきつ類を加えたタレに漬けて作る「幽庵焼き」。難しそうなイメージの料理を、ユズを惜しみなく取り入れたポン酢で手軽に作ります。ブリは焦げないようにゆっくり火を入れるのに対し、キャベツは食感を生かすため1分程度で火から下ろしましょう。
材料(2人分) |
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ブリ | 2切れ |
キャベツ | 1/6個 |
長崎ポンス | 大さじ1 |
みりん | 大さじ1/2 |
ごま油 | 小さじ1/2 |
下準備
●ブリを2〜3つに切ります。
レシピ
[1]キャベツは5mm程度の太い千切りにし、芯は薄切りにします。
[2]食品用ポリ袋にポン酢とみりんを入れ、ブリを入れて空気を抜き、30分から1時間程度漬け込みます。
[3]フライパンにごま油をひいて、軽く水気を切ったブリの皮目を下にして置き、弱火で片面約5分ずつ加熱します。
[4][1]と漬け汁(小さじ2)を入れてフタをし、キャベツがしんなりするまで蒸し焼きにします。
技ありポイント
●ブリの臭みが気になる場合は流水でさっと洗い、水気を拭き取りましょう。
●厚みのあるブリには漬け込む前に軽く塩を振って下さい。
●表になる皮のついた面を先に焼くことできれいに仕上がります。
教えてくれた人
加藤良依 さん
長崎市在住。「野菜と乾物研究所」主宰。野菜ソムリエ、かんぶつマエストロなどの資格を所持。食育講座や料理教室を行っています。野菜や果物を主としたヘルシーで簡単な家庭料理を紹介します。ブログは「野菜と乾物研究所」で検索を。
おいしい旬野菜
キャベツ
寒くなると甘みが増してくるキャベツ。丸ごと買った場合は、芯に十字の切れ目を入れておくと保存期間が延びます。お薦めの調理法は、フライパンで蒸し焼きにするキャベツステーキ。芯は薄くスライスし、炒めたりスープに入れたりすれば無駄なく食べられます。