2021.2月の料理
パリパリ大根と豚肉のマスタード醤油炒め
冬になると甘みが増し、みずみずしくなるダイコン。食感と甘みを生かしたレシピを紹介します。スライサーを利用すれば火の通りも早くなり、パパっと仕上がります。葉も有効的に活用を。ザルに広げて半日室内に置いておくだけで、えぐみが減り食べやすくなります。
材料(2人分) |
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豚細切れ肉 | 150g |
ダイコン | 150g(約5cm) |
塩 | 少々 |
コショウ | 少々 |
ダイコンの葉 | 適量 |
<A>超特選 減塩醤油 | 大さじ1/2 |
<A>粒マスタード | 小さじ1〜2 |
<A>酒 | 小さじ1 |
下準備
●<A>を混ぜ合わせます。
● ダイコンの葉は根元から切って8等分にし、ザルに広げて室内で半日置いておきます。
レシピ
[1]ダイコンを皮付きのまま縦に2等分し、スライサーなどで0.5mm(できるだ け薄く)半月切りにします。
[2]フライパンに豚細切れ肉を広げ、塩を振ってから弱めの中火にかけます。両面を焼き、8割火が通ったら火を弱め、<A>をかけて炒めます。
[3][1]を入れてしんなりしてきたら、みじん切りにしたダイコンの葉を加え、軽く炒めます。
[4]器に盛り、コショウを振ります。
技ありポイント
●ダイコンは薄切りにすることで皮ごとパリパリに。柔らかい方が好みの人は、皮をむいて使ってもOK。
●ダイコンの葉と茎の根元は、干しておくとえぐみが減ります。葉の量が多い場合は、塩ゆでしてから使いましょう。
教えてくれた人
加藤良依 さん
長崎市在住。「野菜と乾物研究所」主宰。野菜ソムリエ、かんぶつマエストロなどの資格を所持。食育講座や料理教室を行っています。野菜や果物を主としたヘルシーで簡単な家庭料理を紹介します。ブログは「野菜と乾物研究所」で検索を。
おいしい旬野菜
ダイコン
10月から4月まで収穫できるダイコンの中でも、冬に取れたものはみずみずしく甘みがあります。輪切りにして皮をむき、冷凍保存しておくと煮物に使用する際、下ゆでしなくても味が染み込みやすくなります。大根おろしにする場合は、一方向に削ると水気が出にくくなります。