2023.6月の料理
豚こまとピーマンのルーローハン風
台湾でおなじみのルーローハン。香りの良いスパイスを加え、ご飯が進むうま辛な丼を作ります。細切れ肉を使うことで下ゆで不要、短時間で仕上げることができるレシピです。片栗粉をまぶすととろみが付き、ブロック肉のような食感やうまみが。五香粉がない場合は八角やシナモンで代用できます。
材料(2人分) |
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ご飯 | 2膳分 |
豚細切れ肉 | 200g |
ピーマン | 2~3個 |
エリンギ | 中1本 |
まぜるめんつゆ やみつき旨辛醤 | 1袋 |
しょうゆ | 小さじ1弱 |
五香粉または八角 | 少量 |
片栗粉 | 少量 |
卵 | 2個 |
レシピ(2人分)
[下準備] 沸騰したお湯に卵を入れ、6分~8分ゆでて冷水に取ります。殻をむいておきます。
[1] エリンギは手で割いて2cm角、ピーマンは細めの乱切りにします。
[2] 豚肉は食品用ポリ袋に入れ、片栗粉をまぶし、まぜるめんつゆを入れてもみ込みます。
[3] フライパンに[2] 、エリンギを入れて弱めの中火にかけます。豚肉に焼き目がついたら裏返し、弱火にしてピーマン、しょうゆ、五香粉を入れてふたをします。
[4] 全体に火が通ったら器にご飯を盛り、[3]をのせて半熟卵を添えます。
技ありポイント
●エリンギはフライパンで素焼きするように火を通し、うまみを引き出します。
●ピーマンはジューシーさを生かすため、蒸し焼きにします。
●エリンギと同じくらいの大きさに切った厚揚げを入れるとさらにボリュームアップ。
教えてくれた人
加藤良依 さん
長崎市在住。「野菜と乾物研究所」主宰。野菜ソムリエ、かんぶつマエストロなどの資格を所持。食育講座や料理教室を行っています。野菜や果物を主としたヘルシーで簡単な家庭料理を紹介します。ブログは「野菜と乾物研究所」で検索を。
おいしい旬野菜
ピーマン
ヘタの周りがツヤツヤしているものが新鮮な証拠。種ごと丸焼きにして麺つゆに漬けると美味。上部を斜めに切ると、種が散らかりにくくなり処理も簡単。赤ピーマンと一緒に切って冷凍保存して下準備 おくと、調理もしやすくなります。