2022.02月の料理
揚げずにさっぱり! 紅大根と焼きサバの南蛮漬け
揚げずに少量の油で焼く南蛮漬けを作ります。温かいうちに食べるもよし、味をなじませてから食べるもよし。ダイコンの辛みでさっぱりとしていて、おつまみにも最適で す。ダイコンは上部が甘く、先になるにつれて辛みが増します。好みによって使い分けてください。
材料(2人分) |
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サバ三枚おろし | 1枚 |
長崎南蛮酢 | 大さじ4 |
紅大根またはダイコン | 80g |
米粉または小麦粉 | 適量 |
塩 | 少々 |
オリーブオイルまたはごま油 | 大さじ1 |
三つ葉 | 適宜 |
下準備
サバは身の方に塩を振り、10分ほど置いておきます。
レシピ
[1]ダイコンは薄いいちょう切りにし、南蛮酢に10分程度漬けておきます。
[2]サバは水気を拭き取り、6等分のそぎ切りにし、米粉を均一に薄くまぶします。
[3]フオリーブオイルを引いたフライパンにサバを皮面を下にして入れます。弱めの中火で8割り程度日を通して裏返し、両面がきつね色になるまで焼きます。
[4]熱いうちに[1]に漬け込み、皿に盛ってお好みで三つ葉を添えます。
技ありポイント
●出来たてでも、冷蔵庫で冷まし味をなじませても◎。
●子ども向けには、ダイコンを細切りにし、サバと一緒にフライパンで加熱した後に漬け込むと食べやすくなります。
●辛いものが好きな人は南蛮酢に輪切り唐辛子を加えるといいですよ。
教えてくれた人
加藤良依 さん
長崎市在住。「野菜と乾物研究所」主宰。野菜ソムリエ、かんぶつマエストロなどの資格を所持。食育講座や料理教室を行っています。野菜や果物を主としたヘルシーで簡単な家庭料理を紹介します。ブログは「野菜と乾物研究所」で検索を。
おいしい旬野菜
ながさき伝統野菜 紅大根
赤鬼の腕に似ていることから、なますといった節分料理の食材として使われてきました。長崎市田中町の中尾地区などで種を引き継ぎ栽培しています。実はカブの仲間で、しっかりとした辛みと歯応えが特徴。加熱するとうま味と甘みが増すので、棒状に切って焼くのもお薦めです。