2021.12月の料理
カブと牛肉の味噌ダレ炒め
皮も葉も使用し、カブを丸々1個味わうレシピです。カブの表面を焼き付けることでうま味が凝縮。シャキシャキと食感良く仕上がります。カブの葉はネギやコマツナでも代用可能。手間のかかる皮むきがない分、手早く作ることができます。
材料(3〜4人分) |
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カブ | 中1個(250g) |
カブの葉 | 1個分 |
牛切り落とし肉 | 200g |
シメジ | 100g |
ごま油 | 小さじ1/2 |
長崎麦みそ ちゃんこ鍋つゆ | 1袋 |
水 | 100cc |
レシピ
[1]カブは皮付きのまま縦に半分にし、5mm幅の薄いくし型に切ります。葉は4cmの長さに切り、茎と葉先を分けておきます。シメジは小房に分けます。
[2]フライパンにごま油をひき、カブとシメジを入れて中火で3分ほど焼き付けます。
[3]フライパンの中央を空けて牛切り落とし肉を入れ、7割程度火が通るまで焼きます。
[4][3]に鍋つゆ、カブの茎を入れてさっと炒め、水とカブの葉先を入れます。牛肉に火が通ったら器に盛り付けます。
技ありポイント
●カブの皮の部分はうま味と栄養が多いので、皮はむかずに丸ごと使います。
●フライパンでカブを焼く時、あまり動かさないようにしましょう。じっと待つことできれいな焼き色が付き、香ばしさと甘みが生まれます。
教えてくれた人
加藤良依 さん
長崎市在住。「野菜と乾物研究所」主宰。野菜ソムリエ、かんぶつマエストロなどの資格を所持。食育講座や料理教室を行っています。野菜や果物を主としたヘルシーで簡単な家庭料理を紹介します。ブログは「野菜と乾物研究所」で検索を。
おいしい旬野菜
カブ
寒くなってくると甘みが増すカブ。葉が硬い場合は、さっと茹でてから使って下さい。カブの葉にはβカロテンやカルシウムなど、根の部分にはない栄養素も。葉付きのままだと鮮度が落ちやすいので、切り分けてから保存してください。