2020.10月の料理
炊飯器で作るきのこの炊き込みピラフ
炊飯器でできる手軽なピラフ。パラっと仕上がるよう、水の量は通常よりも少なめに設定しましょう。ポイントは、キノコをフライパンで乾いりすること。水分が飛び、さらに濃厚な味わいに仕上がります。1種類だけでも十分ですが、2種類混ぜると香りも味も倍増。好みのキノコで作ってみてください。
材料(4人分) |
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米 | 2合 |
マイタケ | 1/2パック(100g) |
シメジ | 1/2パック(100g) |
鶏ミンチ(ムネ肉) | 100g |
塩 | ひとつまみ |
酒 | 小さじ1 |
プレミアムドレッシング九州産野菜 | 大さじ3 |
水 | 適量 |
パセリ | 少々 |
技ありポイント
●キノコをフライパンで乾いりしている間、初めのうちはあまり触らないように。水分が出たらほぐし、水気がなくなるまで火を通しましょう。
●乾いり以外にもキノコをおいしくするテクニックが。トースター(1000w)で3分焼くか、日陰に半日ほど干して水分を飛ばすと、乾いり同様に味が濃厚になります。
教えてくれた人
加藤良依 さん
長崎市在住。「野菜と乾物研究所」主宰。野菜ソムリエ、かんぶつマエストロなどの資格を所持。食育講座や料理教室を行っています。野菜や果物を主としたヘルシーで簡単な家庭料理を紹介します。ブログは「野菜と乾物研究所」で検索を。
おいしい旬野菜
キノコ
包丁を使わず、手で割くことで味が染み込みやすくなり、うま味もアップ。購入後、結露している場合は袋を開け、常温で水分を飛ばし、ほぐしてから冷凍保存を。調理するとほかの食材のおいしさを引き出してくれるキノコ。鍋などに入れる場合は、全体に火が通ったところに冷凍のまま加えると食感も味も際立ちます。