2020.3月の料理
新玉ねぎの醤油マリネパリパリチキンソテー
火を通すと、とろりと滑らかになり甘さが増す新玉ネギ。電子レンジで温めるだけでできる手軽マリネを作ります。そのまま食べてもおいしく、おつまみにもなるマリネを、チキンソテーにトッピング。鶏肉は、焼く時に鍋にふたや皿を重しにして数回押し付けることで皮がパリパリに焼け、香ばしさもアップ。食欲も湧いてきます。
材料(2人分) |
|
鶏モモ肉 | 1枚 |
塩 | 少々 |
レモンスライス | 2枚 |
黒コショウ | 適量 |
パセリのみじん切り | 適量 |
付け合わせの野菜 | 適量 |
[新玉ねぎの醤油マリネ] | |
新タマネギ | 2個 |
<A>超特選むらさき | 大さじ1と1/2 |
<A>砂糖 | 小さじ1 |
<A>酢 | 大さじ1/2 |
<A>菜種油またはサラダ油 | 小さじ1 |
レシピ
[1] 【新玉ねぎの醤油マリネ】を作ります。新タマネギを6から8等分のくし形に切って耐熱皿に入れ、ふんわりとラップをかけ、600Wで5分加熱します。
[2] [1]に<A>を入れ、全体に混ぜたら1時間程度置いてなじませます。
[3] 鶏モモ肉の余分な脂を取り除き、身の厚い部分に切れ目を入れ、皮目に塩を振ります。
[4] フライパンに皮目を下にして入れ、中火で焼きます。時々押さえながら6分程度火を通します。
[5] 焼き目が付いたら裏返し、中火のまま3分程度焼きます。
[6] 器に付け合わせの野菜を添え、カットしたチキンソテーを盛り付けたら、レモンスライスと[2]を乗せ、黒コショウとパセリで仕上げます。
技ありポイント
●鶏モモ肉の皮目だけに塩をふることで、身がふんわりと仕上がります。
●鶏モモ肉はジューッと焼ける音がしてから押すと皮目がパリパリに。油がたくさん出る場合はキッチンペーパーで拭き取りましょう。裏返したら、押さえつけないようにして下さい。
●マリネは冷蔵で2日間、保存できます。
教えてくれた人
加藤良依 さん
長崎市在住。「野菜と乾物研究所」主宰。野菜ソムリエ、かんぶつマエストロなどの資格を所持。食育講座や料理教室を行っています。野菜や果物を主としたヘルシーで簡単な家庭料理を紹介します。ブログは「野菜と乾物研究所」で検索を。
おいしい旬野菜
新タマネギ
早いものは3月から店頭に並び、5月頃まで味わえます。みずみずしく、甘みが多い春の味覚。塩や塩麹で揉むと程よい辛味が生かされ、サラダにも使いやすくなります。火を通すととろみが出るのも魅力。保存する場合は必ず冷蔵庫に入れましょう。